ベトナムの食文化(ハノイ名物チャーカー)
ハノイ名物:チャーカー
観光客に人気のハノイ名物にチャーカーという料理があります。ハノイにはチャーカー通りと呼ばれる通りがあり、その通りにハノイで特に有名なチャーカーラヴォンというお店があります。ドアン一家が、19世紀にこのお店を開きました。
レストランにはお店の看板がないため、魚を釣り上げた老人の像が目印になります。もともと雷魚は王様にのみ献上されていました。チャーカーは、まず雷魚をいくつかのスパイスと混ぜ合わせ下味をつけ、その後、小さくスライスし揚げ焼きにします。そしてマムトムやヌクマムなどのソースをかけ野菜と一緒に食べる料理です。
チャーカーラヴォンの狭い階段と朱色の漆塗り、文字が刻まれた金色の木製パネルは美しく、また古さがあるため、家の中に平和で幸せな雰囲気を与えてくれます。それは素晴らしく魅力的であり、その美しさは、現代のベトナムの詩や文学などにも記されています。チャーカーはハノイでとても特別な料理の一つです。